公開学習会「春日市に子どもの権利条例を!~先ずは子どもの権利条約を学ぶ~

公開学習会「春日市に子どもの権利条例を!~先ずは子どもの権利条約を学ぶ~

を開催いたしました。


講師に、弁護士であり、現在PTAや校則、LGBTQに関する講演なども行っている

「後藤 富和」さんをお招きいたしました。


私どもの会員の中でも「春日市に子どもの権利条例を作りたい!」と活動しているメンバーが多数おりますが

まずは「人権に対する正しい知識」や

おおもととなる国連の「子どもの権利条約」を知ることから始めなければ

本当の意味での寄り添った条約は作れないのではないかと考え、このような学習会を

開くこととなりました。


今回は広報としてご案内チラシを、ママパパが立ち寄る児童館などにも配置!

当日は約30名のご参加、お子様連れのママをはじめ、子育てサービス事業者の方、

子どもの権利について一般質問などもしていただいている市議会議員の皆様にも

お越しいただきました。


1時間半の講演の内容は・・・

1 子どもの権利条例ってなんで必要なの?
2 権利(人権)って何?
3 子どもの権利とは
4 春日市が全国に誇れること
5 どうせ作るならより良いものを

最後には、質問時間も設け、改めて春日市で実現するためのアイディアも頂きました。

条約や条例には「子どもの」と書かれていますが、

実は「大人」や「教育者」「権力者」の思想や行動を見直したり正したりするためのもの。
それにより、人が生まれながらに持っている自由を守ることが「人権」を守るということにもなります。


わが市には、貧困はない!とか子どもは困ってない!とか、
権力者側で条例を考えるのではなく
「子どもの目線」で、できれば子どもの声も入れながら作るとよりいいのではないかと思いました。


最後に、川崎市の子ども達から、この「子どもの権利条例」を作るにあたり

原点にしたいメッセージがありましたので掲載しておきます。

「まず、おとなが幸せになってください。」


幸せとは、循環です。

逆に言えば、虐待など悲しさも、循環であり、親のまたその親の代を遡ると

そこに「悲しさの根っこ」があるものです。



まずは「おとなが幸せに」結果「子どもは幸せと感じる」街を作っていきたいと思います。

ジェンダー平等ネット春日

私たち「男女共同参画ネットワーク春日」は、令和6年度 30周年を機に、 一段とステップアップしていくためにも改名し、「ジェンダー平等ネット春日」となりました。 春日市内で活動を行う個人・団体とのネットワークを構築し 行政と連携しながら 「ひとりひとりが自分らしく輝ける」社会づくりのために年間を通して さまざまな活動を行っています。

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