多様な性を知る~認め合える環境作り~学習会をしました

1月8日、多様な性のあり方を学び、共に生きていく社会について

「あたりまえにそれぞれがありのままで生きていくために、どうすればいいの?」

「まずは私に何ができるのか?」「ありのままで生きるってどういうこと?」など

ひとりでも多く、いますぐできることを考える学習会を行いました。


講師は、ご自身がトランスジェンダー当事者であり福岡県レインボーホットラインの相談業務も担当されている「椎太 信」氏をお招きしました。

「LGBTQ2+であるという方が近くにいらっしゃらないから自分事として考えづらい」という意見もある中で、なんと「AB型や左利きと同じくらいいらっしゃる」ということに驚きました。

「いない」のではなく「言えない」という社会の現状を目の当たりにしました。

もし、お近くに「言えない」ことで悩んでいらっしゃる方がいらっしゃいましたら、

多様な性のあり方については「その人の個性である」と考えていただき、
「いろんな生き方があるから、自分らしくいられたらいいよね!」と声をかけてあげてほしいとのこと。

将来的に手術が必要なのか、生き方として捉えるのか、ひとりひとり想いは様々なはずです。

ぜひ一人で悩まずに、まずは「当事者団体」や「当事者による相談ダイアル」に相談をしてほしいということ。

私達団体としても、すぐにお繋ぎできるようにしておくことがサポートの手段になると感じました。


↓↓↓  性別違和の方と家族・友人・学校・職場を「絆」で繋ぐ当事者によるサポート団体

「GID LINK」

↓↓↓当事者による福岡県の相談ダイアル

そして私達が絶対にしてはいけない「重要な2つのこと」、それは・・・

●「アウティング」しない!

本人の許可なく当事者であることを勝手に人に話さない

●「カミングアウト」させない!

本人の意思を無視して当事者であることを無理に告白させない


「言いやすい環境作り」をすることが大切であることを意識しすぎて、「言わせる」のはその方の想いを尊重しているとは言えません!

必ず、その方の想いを聞き、過ごしやすさについて、丁寧に一緒に考えていくこと、そのためにまずは多様な性のあり方について知ることが、第一歩になるのではと感じました。

ジェンダー平等ネット春日

私たち「男女共同参画ネットワーク春日」は、令和6年度30周年を機に、「ジェンダー平等ネット春日」となりました。常に男女共同参画の基本に戻り ジェンダー平等の向こう側を想像し啓発・学習・連携を図りながら活動を行っています。ジェンダー平等が叫ばれている昨今アンコンシャス・バイアスが実現を遅らせています。アンコンシャス・バイアスを自覚した男女を応援していきます。【一人ひとりの輝きはまちを元気にする】

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